■ ID
| 1195 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 幹線道路近傍の大気環境中におけるエアロゾルの曝露調査2009-2010
|
■ 著者
| 藤谷雄二
(独)国立環境研究所 田村憲治
(独)国立環境研究所 伏見暁洋
(独)国立環境研究所 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター 高橋克行
(財)日本環境衛生センター 田邊潔
(独)国立環境研究所 小林伸治
(独)国立環境研究所 平野靖史郎
(独)国立環境研究所
|
■ 出版元
| (社)大気環境学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第51回大気環境学会年会、平成22年9月8日 |
■ 抄録・要旨
| 沿道大気での粒子状物質の質量濃度は年々減少傾向が見られている。一方、ナノ粒子が多く寄与している個数濃度には減少傾向は見られていないことから、個数ベースの曝露量を評価するために、沿道周辺における個数濃度の空間分布を調査した。個数、PM2.5、PM2.5中の元素状炭素(EC)について、後背地に対する沿道の濃度比は1.4〜2.4の範囲であり、自動車排ガスの寄与が示唆された。バックグラウンド濃度を考慮し沿道のNOX濃度を基準として求めた希釈倍率に対する個数濃度の減衰は、夏季に比べて冬季の方が大きかった。これは鉛直拡散の違いを示唆している。粒径100nm以下の減衰率は冬季に粒径が小さいほど大きくなっていた。夏季の場合は排出後に道路上で揮発し、沿道ではすでに消失していることが示唆された。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |